2023年5月29日 ─ GIGABYTEの子会社であり、高性能サーバー、サーバー用マザーボード、ワークステーションで業界をリードするGiga Computingは本日、5月30日から6月2日まで開催されるCOMPUTEX TAIPEI 2023における大規模な出展を発表しました。GIGABYTEのブースでは、液冷サーバーや液浸冷却技術を特徴とするグリーンコンピューティングソリューションを含む、GIGABYTEの刺激的なエンタープライズ向け製品群を包括的に網羅した50台以上のサーバーが展示されます。毎年10万人以上の来場者が訪れるこの国際的なコンピューター見本市で、GIGABYTEは好奇心あふれる人々を引き付ける魅力的な広いブースで知識豊富なスタッフが待ち構え、当社の製品が今日どのように活用されているのかという質問にお答えします。

COMPUTEX TAIPEI 2023は、「ともに、無限の可能性を」というスローガンを掲げています。そして、部品のあつまりが全体を構成するのと同じように、GIGABYTEのスローガンである「コンピューティングの未来」は、コンシューマー向けからエンタープライズアプリケーションまで、あらゆるコンピューティング製品を統合的に表現しています。エンタープライズ事業部門向けには、「AI HPCで大きな勝利を」、「データセンターを高度化」、そして「サステイナビリティを実現」というテーマ別のセクションが用意されています。各テーマで、x86プラットフォームとARMプラットフォームを網羅した最先端技術が披露され、よりパワフルなコンピューティングに伴う課題に対応したソリューションが大きな注目を集めています。

AI HPCで大きな勝利を

最近の生成AIなど、データの活用方法が大きく広がっていることを受け、「AI HPCで大きな勝利を」では、GPUや高密度コンピューティングのイノベーションによる究極のコンピューティングパフォーマンスを展示します。最新世代のAMDとインテルのプラットフォームで、x86プラットフォーム向けに特化して構築されたシステムを披露します。サーバーの1つであるGIGABYTE G593-SD0最近の生成AIなど、データの活用方法が大きく広がっていることを受け、「AI HPCで大きな勝利を」では、GPUや高密度コンピューティングのイノベーションによる究極のコンピューティングパフォーマンスを展示します。最新世代のAMDとインテルのプラットフォームで、x86プラットフォーム向けに特化して構築されたシステムを披露します。サーバーの1つであるGIGABYTE NVIDIA HGX™ H100を採用し、大規模AIおよびHPC向けに特化して設計された、業界に先駆けてリリースされるHGX H100 8 GPUサーバーとなります。もう1つの注目すべきx86サーバーであるG293-Z43は、2U規格の筐体に16基のAMD Alveo™ V70 AI Inference Acceleratorカードを搭載し極めて高密度なAI推論ソリューションを実現しています。これらのシステムと並んで、データセンター向けに設計された初のNVIDIA CPUであるエキサイティングな新しいNVIDIA Grace™ CPU Superchipプラットフォーム向けの2つの新しいGIGABYTEサーバーも展示されます。

アクセラレーテッドコンピューティング向けGIGABYTEサーバー

GIGABYTE H263シリーズは、2U4ノード規格のマルチノードサーバーで、それぞれ各ノードごとにデュアルプロセッサーを搭載し、従来高密度CPUコンピューティングに重点を置いていました。しかし、NVIDIA Grace CPUの登場により、GIGABYTEの2U4ノード規格のマルチノードサーバープラットフォームは、より高レベルのパフォーマンスを達成することが可能になりました。新しいH263サーバーは、2つのGrace CPUを搭載したNVIDIAモジュール、NVIDIA Grace CPU Superchip、または1つのGrace CPUとNVIDIA H100 Hopper GPUを搭載したモジュール、NVDIA Grace Hopper™ Superchipのどちらもサポートすることができます。GIGABYTE H263-V60は、サイエンティフィックコンピューティングやデータ分析などCPUベースのアプリケーションで使用されるCPUモジュール向けのサーバーです。一方、GIGABYTE H263-V11は、大規模なフラッグシップAIとHPCアプリケーション向けのCPU/GPUモジュールを搭載しています。この新たなクラスのアーキテクチャは、統合されたNVIDIA NVLink C2Cにより、CPU間またはCPUとGPU間で総帯域幅900GB/sのチップ間インターコネクトを可能にしており、プラットフォームがユニファイドメモリを備え、オンボードのLPDDR5Xメモリを搭載している点で重要です。これら2つの新しいGIGABYTEサーバーは、スーパーチップ統合の始まりにすぎません。

データセンターを高度化

データセンターにはさまざまな形態や規模があるため、GIGABYTEではクラウド、エッジ、ストレージ、HPCなどの多くのアプリケーションに対応したサーバー、マザーボード、機能拡張カードを用意しています。これらのソリューションは、パートナーであるAMD、Ampere、インテル、NVIDIAのCPUプラットフォームをベースとしています。そして、これにはEIAおよびOCPのラックの規格仕様が含まれています。ブースでは、DLC（Direct・Liquid・Cooling）テクノロジーを採用した液冷サーバーもご覧いただけます。

今月、Ampere Computingが次世代プラットフォーム、AmpereOneを発表しましたが、GIGABYTEはこのクラウドネイティブプラットフォーム向けに設計された4つの新しいサーバーでこれに対応しており、ブースでご覧いただけます。AmpereOneは1ソケットあたり192の物理コアからなるArmコアを集積しており、R283-P93とR183-P92は、最大で合計384までのCPUコア数をサポートするデュアルソケット設計向けに設計されたArmサーバーです。一方R263-P33とR163-P32はシングルソケット仕様で提供されています。この新しいAmpereOneプラットフォームにはDDR5メモリ、PCIe Gen5、bfloat16のサポートなど、さまざまな進化が追加されています。

サステイナビリティを実現

GIGABYTEは、完全なエンドツーエンドの液浸冷却ソリューションを1社で提供します。GIGABYTEのカスタムタンクや液浸対応サーバーから、リーディングプロバイダーの液浸冷却剤まで、GIGABYTEは液浸を円滑に展開する能力を備えています。更に優れた包括的なサポートをグローバルで展開する為に、GIGABYTEは主要な液浸タンクサプライヤーであるAsperitas、GRC、Submerと提携し、より多くのオプションを提供しています。GIGABYTEのブースでは、高度な放熱を維持することができる25U EIA規格対応タンク（CDU付き）、18OU OCP規格対応タンクなどの独自設計によるタンクをご覧いただけます。さらに、より小型の12U EIA規格対応タンクも展示されています。液浸冷却は大きな可能性を秘めています。そしてこの技術は、より高いエネルギー効率、高い拡張性、トップクラスのパフォーマンスなどのメリットを提供できることが実証されています。

これらのテクノロジーがすべてGIGABYTEのブースで展示されますが、それだけにとどまらず、今後発表される予定の製品をプレビューしたい方のために、完全プライベートなNDAルームも用意されています。ご興味のある方は、GIGABYTEのブースで営業チームにご相談ください。

製品についてのお問い合わせは：Contact Sales
メディアお問い合わせ：yy.hsu@gigacomputing.com
Giga ComputingのTwitterをフォローする：https://twitter.com/GIGABYTEServer
Giga ComputingのLinkedInをフォローする：https://www.linkedin.com/company/giga-computing/

Giga Computing Technologyについて
Giga Computing Technology は、エンタープライズ・コンピューティング分野における業界の革新者でありマーケットリーダーです。2023年1月にGIGABYTE からスピンオフを果たした当社は、設計と製造におけるハードウェアの専門知識を維持しながら、独自のコア・コンピテンシーにより多くの投資を推進できる独立した企業体として運営しております。当社は、データセンターからエッジまでのあらゆる種類のワークロードに対応する完全な製品ポートフォリオを提供します。これには、HPC および AI 用途、データ分析、5G/エッジ、クラウドコンピューティングなどの従来のワークロードおよび、全く新しい種類のワークロード等が含まれます。主要なテクノロジー・リーダー各社との長年にわたるパートナーシップにより、当社の新製品が最も先進的であり、新しいパートナー・プラットフォームと共に提供されつづけます。当社のシステムは、パフォーマンス、セキュリティ、スケーラビリティ、そして持続可能性を体現した結晶と言えるでしょう。弊社についてのより詳細な情報はhttps://www.gigacomputing.comをご覧ください。また「newsletter」の登録での最新情報を取得する事ができます。