2023年3月23日 ─ GIGABYTEの子会社であり、高性能サーバー、サーバー用マザーボード、ワークステーションで業界をリードするGiga Computingは本日、コスト効率とパフォーマンスに優れ、エンタープライズレベルの豊富な機能を備えた、AMD Ryzen™ 7000シリーズプロセッサー向けの新しいGIGABYTEサーバーを発表しました。最近のデスクトッププロセッサーは、かなりのCPUコア数と優れたマルチスレッド性能を備え、管理性と拡張性、効率性に優れたインフラストラクチャの基盤を構築できるため、個人ユーザーとデータセンターを隔てる境界線は、あまり明確ではありません。コンシューマー向けCPUプラットフォームをエンタープライズ向けのラックソリューションに採用することは、一般的にホスティング、クラウドゲーミング、コード開発、コンテンツ制作、エッジコンピューティングなどに専用で使用されるエントリーレベルのサーバーを低コストで構築する際の障壁となります。
新しい4つの1U GIGABYTEサーバーのうち、E133-C10は奥行ショートタイプのエッジサーバーで、R133-C10、R133-C11、R133-C13はスタンダードなラックサーバーとなっています。これらエントリーレベルのサーバーは、各モデルがそれぞれのメリットを備えており、デュアル10GbEポートあるいはデュアルスロットタイプのGPUのサポートが必要な場合も、優れた価格を実現できます。E133-C10とR133-C10は、より低価格のサーバーで非常に類似しており、TDP 105WまでのAMD Ryzen™ 7000「Zen 4」シリーズプロセッサーをサポートする設計となっています。一方、R133-C11とR133-C13は、TDP 170Wまでの全プロセッサーのサポートと、ディスクリートGPU用の電力供給システムが追加されているため、3Dモデリングや機械学習、VDIなどに使用することができます。最後に、各サーバーには80+ Platinum規格の電源ユニットが付属しています。個別の案件によってはオプションにより、80+ Titanium規格の電源ユニットに対応する事も可能です。これらのサーバーは低消費電力であるため、家庭やオフィス、コロケーションセンター、通信用キャビネットなどに確実に導入できます。
GIGABYTEサーバーにおけるエンタープライズ機能
- ラック設置に対応した設計
- 遠隔管理を実現するベースボードマネージメントコントローラー(BMC)搭載
- 高効率を実現するPlatinum規格の冗長電源ユニット
- ECCメモリに対応、安定性を確保し、メモリ損失を防止
- ホットスワップ対応SATAベイにより、ドライブの迅速な取り外しや交換が可能
- 追加ライセンス料なしで、GIGABYTEがサーバー管理用のソフトウェアプラットフォームを提供
E133-C10 | R133-C10 | R133-C11 | R133-C13 | |
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アプリケーション | エッジ | 汎用 | ||
CPUサポート | 最大TDP 105W | 最大TDP 170W | ||
メモリ | 4 x DDR5-5200(ECC対応/非対応)UDIMM | |||
拡張スロット | 1 x FHFL (Gen5 x16) 1 x FHHL (Gen4 x4) |
1 x FHFL (Gen5 x16) GPU用デュアルスロット 1 x FHHL (Gen4 x4) |
||
ストレージ | 2 x 2.5" SATA 1 x M.2 (Gen4 x4) |
4 x 3.5"/2.5" SATA 1 x M.2 (Gen4 x4) |
4 x 3.5"/2.5" SATA 4 x 2.5" 9.5mm SATA 1 x M.2 (Gen4 x4) |
4 x 3.5"/2.5" SATA 1 x M.2 (Gen4 x4) |
LANポート | 2 x 1GbE 1 x MLAN |
2 x 10GbE 2 x 1GbE 1 x MLAN |
2 x 1GbE 1 x MLAN |
|
BMC | ASPEED AST2600 | |||
電源 | 冗長 550W | 冗長 800W |
今後の次世代プロセッサーに対応予定
これらの新製品はエントリーレベルサーバーではありますが、CPUのサポートはここで終わることはなく、AM5プラットフォームは少なくとも2025年までサポートされます。今年後半に登場する次世代AMD Ryzen™デスクトッププロセッサーもこのAM5プラットフォームでサポートされるため、今日これらのサーバーを購入した場合も、後継のRyzen™ 7000シリーズプロセッサーにアップグレードすることが可能です。
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Giga Computing Technologyについて
Giga Computing Technology は、エンタープライズ・コンピューティング分野における業界の革新者でありマーケットリーダーです。2023年1月にGIGABYTE からスピンオフを果たした当社は、設計と製造におけるハードウェアの専門知識を維持しながら、独自のコア・コンピテンシーにより多くの投資を推進できる独立した企業体として運営しております。当社は、データセンターからエッジまでのあらゆる種類のワークロードに対応する完全な製品ポートフォリオを提供します。これには、HPC および AI 用途、データ分析、5G/エッジ、クラウドコンピューティングなどの従来のワークロードおよび、全く新しい種類のワークロード等が含まれます。主要なテクノロジー・リーダー各社との長年にわたるパートナーシップにより、当社の新製品が最も先進的であり、新しいパートナー・プラットフォームと共に提供されつづけます。当社のシステムは、パフォーマンス、セキュリティ、スケーラビリティ、そして持続可能性を体現した結晶と言えるでしょう。弊社についてのより詳細な情報はhttps://www.gigabyte.com/Enterpriseをご覧ください。また「newsletter」の登録での最新情報を取得する事ができます。
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