2023年1月10日 ─ ハイパフォーマンスサーバー並びにワークステーション製品において業界を牽引するリーディングカンパニーであるGiga Computingは本日、組み込みアクセラレーターによって効率的なハイパフォーマンスを実現する新しい第4世代Intel® Xeon®スケーラブルプロセッサー向けの、次世代GIGABYTEサーバー製品およびサーバーマザーボード製品を発表しました。この最新世代のプロセッサーは、従来のプロセッサーと比較して最も多くのアクセラレーターを組み込んでおり、新たなワークロードのパフォーマンス効率を最大化するのに役立つほか、仮想化とAIパフォーマンスを向上させます。今回の世代更新による大幅な改良により、AI、クラウドコンピューティング、高度な分析、HPC、ネットワーキング、ストレージのアプリケーションに最適なプラットフォームとなっています。Giga Computingは、これらの領域に向けた78種類の構成からなる14種類の新しいシリーズを発表し、顧客はその中から自身に最適な製品を選択することができます。また、これらの新しいGIGABYTEサーバー製品およびサーバーマザーボード製品はいずれも、Intel® Xeon® Maxシリーズの高帯域幅メモリ(HBM)を含む、第4世代Intel® Xeon®スケーラブルプロセッサーの全ポートフォリオをサポートしています。
最新世代のプロセッサーがサポートするテクノロジーと改善点は以下の通り。
- 1コアあたりの性能
- 1ソケットあたり最大60コア、1クロックサイクルあたりの命令が向上
- メモリ帯域幅および周波数の向上
- 8チャネルDDR5、最大4800 MT/s(1DPC)
- メモリ帯域幅に制限のあるワークロード向けの新しい高帯域幅メモリ(HBM)
- I/O帯域幅の増加
- 1ソケットあたり80レーンのPCIe Gen5をサポート
- 統合されたアクセラレーター
- Intel Advanced Matrix Extensions(Intel AMX)- INT8およびBFloat16をサポート、Intel Advanced Vector Extensions 512(Intel AVX-512)
- 分析、ネットワーキング、ストレージのワークロードに対応した組み込みアクセラレーター
- 4 x16 IOレーンでのCXL 1.1+デバイスをサポート
GIGABYTEエンタープライズシリーズ – サーバーおよびマザーボード
- Mシリーズマザーボード – Gen4 NVMe規格ストレージおよびPCIe 5.0規格ストレージをサポートするシングルソケット仕様とデュアルソケットタイプ仕様の選択肢を提供M-Series
新しいシリーズ:MS73、MS03、MS33- MS73-HB0:GPU、ストレージ、ネットワーク用の高速メモリに対応し、複数のPCIe 5.0規格対応拡張スロットを搭載、LANポート(2x10GbEおよび2x1GbE)を合計4ポート搭載したデュアルソケットマザーボード
- Rシリーズラックマウントサーバー – コンピューティング、メモリ、ストレージ、拡張性の最適なバランスを提供する1Uおよび2Uの汎用システム
新しいシリーズ:R283、R183、R162、R163、R263- R163-S32:SATA規格およびU.2規格ストレージに両対応した2.5インチフロントベイを12ベイ備える1Uシングルソケットタイプサーバー
- GシリーズGPUサーバー – 優れた熱設計および機械設計により業界最高レベルのGPU搭載密度を提供する、HPC、AI、高性能並列処理用に構築された2U規格/4U規格のGPUサーバー
新しいシリーズ:G293、G593- G293-S41:SATA規格およびU.2規格ストレージ両対応のフロントベイを備え、最新のPCIe Gen5規格に対応したデュアルスロット規格のGPUカードを最大4基搭載可能なGPUサーバー
- Hシリーズ高密度2U 4ノードサーバー – 2U規格の筐体にホットスワップ対応の4つのノードを格納。HPC、仮想化、クラウド、エッジコンピューティングに最適となる、最高集積レベルのCPUの演算密度を提供
新しいシリーズ:H263- H263-S62:24 x 2.5インチU.2/SAS/SATA各種規格のストレージに対応。2U 4ノードサーバー(ダイレクト液冷をサポート)
- Eシリーズエッジサーバー – 筐体のフロントまたはリアに各種IOインターフェイスを集中的効率的に搭載。データセンターから遠ざかった遠隔地でのデータ収集を行い、レイテンシーを向上させた1U/2U規格のショートタイプの筐体を採用したエッジサーバー
新しいシリーズ:E283、E263、E163- E163-S30:冗長電源、FHHL PCIeまたはOCP 3.0規格の拡張スロットを搭載した、エッジ展開に最適なショートタイプの筐体を採用したエッジサーバー
Giga Computing CEOのDaniel Houは、次のように述べています。「クラウド、HPC、分析、ネットワークの市場は、2023年に大幅に成長することが見込まれており、当社はそれらに対応する準備ができています。当社の新しいGIGABYTEプラットフォームは、第4世代Intel® Xeon®スケーラブルプロセッサー向けに構築され、Intel社のリリース・目的にタイムトゥマーケットで対応しており、お客様に優れたAIパフォーマンスを提供し、インサイトを得るまでの時間を短縮することができます。最近のお客様の声からも、このプラットフォームに対する大きな関心と期待が明らかです」
また、Intel社で第4世代Intel® Xeon®スケーラブルプロセッサーのゼネラルマネージャーを務めるSuzi Jewett氏は、次のように述べています。「GIGABYTE社は、最新の第4世代Intel Xeonスケーラブルプロセッサーを含め、複数の世代のCPU開発を通じてIntelと協力してきました。GIGABYTE社の顧客は、第4世代Intel® Xeon®スケーラブルプロセッサーベースのHPC、クラウド、エンタープライズ向けに最適化された、強化されたサーバー製品、およびそれらがもたらすパフォーマンスの向上とワークロードの最適化によって、利益を得ることができます」
リモートで複数のサーバーを管理:
GIGABYTEの価値提案の一環として、GIGABYTEはウェブブラウザベースのユーザーインターフェイスを介してのサーバーのリモート管理用ツール・GIGABYTE Management Console(GMC)を提供しています。さらに、GIGABYTE Server Management(GSM)ツールを弊社ウェブサイトからダウンロードしてご利用いただけます。これらのツールはライセンス料が別途で必要となる事等無く、複数のサーバーを監視・管理することができます。GMCとGSMは、TCOとメンテナンスコストを削減しながら、大きな付加価値を提供します。
第4世代Intel® Xeon®スケーラブルプロセッサーをサポートした製品ラインナップの詳細については、GIGABYTEのサーバーおよびマザーボードのページをご覧ください。また、この新しいプロセッサーに搭載された最新のテクノロジーの詳細については、当社のソリューションのページをご覧ください。
製品についてのお問い合わせは:Contact Sales
GIGABYTEのTwitterをフォローする:twitter.com/GIGABYTEServer
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メディアお問い合わせ:yy.hsu@gigacomputing.com
* Intel、Intelのロゴ、およびその他のIntelのマークは、Intel Corporationまたはその子会社の商標です。
Giga Computing Technologyについて
Giga Computing Technology (GCT) は、エンタープライズ・コンピューティング分野における業界の革新者でありマーケットリーダーです。2023年1月にGIGABYTE からスピンオフを果たした当社は、設計と製造におけるハードウェアの専門知識を維持しながら、独自のコア・コンピテンシーにより多くの投資を推進できる独立した企業体として運営しております。当社は、データセンターからエッジまでのあらゆる種類のワークロードに対応する完全な製品ポートフォリオを提供します。これには、HPC および AI 用途、データ分析、5G/エッジ、クラウドコンピューティングなどの従来のワークロードおよび、全く新しい種類のワークロード等が含まれます。主要なテクノロジー・リーダー各社との長年にわたるパートナーシップにより、当社の新製品が最も先進的であり、新しいパートナー・プラットフォームと共に提供されつづけます。当社のシステムは、パフォーマンス、セキュリティ、スケーラビリティ、そして持続可能性を体現した結晶と言えるでしょう。弊社についてのより詳細な情報はhttps://www.gigabyte.com/Enterpriseをご覧ください。また「newsletter」の登録での最新情報を取得する事ができます。
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