GIGABYTE、AMD EPYC™ 9004シリーズプロセッサーをサポート!エンタープライズソリューションの圧倒的なプロダクトラインナップを発表!
HPC、AI、クラウド、ビッグデータ、エンタープライズITユースに対応する、新しいエクサスケールコンピューティングハードウェア
Nov 11, 2022

2022年11月10日 ─ ハイパフォーマンスコンピューティング並びにワークステーション製品において絶えず業界を牽引するリーディングカンパニーであるGIGABYTE(台湾証券取引所:2376)は本日、GPUセントリック、高密度、エッジ、コンピューティングといった、要求の厳しい幅広いワークロードを対象にしたGIGABYTEソリューションの第一弾として、最新世代のAMD EPYC™ 9004シリーズプロセッサーに対応したプロダクトラインナップを発表しました。新しいx86プラットフォーム、新しいソケット、そして豊富な最先端・高性能テクノロジーにより、GIGABYTEは主要なデータセンター向けに製品をブラッシュアップする新たな機会を得ました。GIGABYTEはこれまで、最新のAMD「Zen 4」アーキテクチャをサポートするため、22種類のサーバー製品とサーバーボード製品を新たにリリースしています。シングルソケットとデュアルソケットの両方のオプションがあり、ビッグデータおよびデジタルトランスフォーメーションに対処することができます。GIGABYTEとAMDの継続的なコラボレーションにより、コンピューティングソリューションの包括的なプロダクトラインナップを市場に提供することが可能となりました。

AMD EPYC™ 9004シリーズプロセッサー

最新の第4世代AMD EPYC™プロセッサーは、高いコア数と優れたPCIeおよびメモリスループットを組み合わせることで、コンピューティング性能とスケーラビリティの大幅な向上を実現しています。アウト・オブ・ザ・ボックスの性能という点から見て、AMDは第4世代AMD EPYC™ プロセッサーが世界最高性能のサーバープロセッサーであると信じていますi。最新の5nmの製造プロセス技術の進歩とその他の性能革新に伴い、新しいAMD EPYC™ 9004シリーズプロセッサーは、新しいSP5ソケットへと移行します。この新しいアーキテクチャは、高い性能と組み込みのセキュリティ機能により、迅速なデータインサイトへの道を開きます。また、このプラットフォームは、HPC、AI、クラウド、ビッグデータ、および一般的なエンタープライズITを対象としています。

リーダーシップコア性能、コンピューティングスループット、高度なセキュリティ機能

主な世代別のテクノロジーと進歩は以下のとおりです。

  • 5nm製造プロセス準拠
  • 最大96コア、192スレッド※ソケットあたり
  • 最大4.4GHzまでのブーストクロック周波数
  • 最大384MBのL3キャッシュ容量
  • 12チャネルDDR5-4800のサポート
  • ISAアップデート:BFLOAT16、AVX-512、VNNI
  • PCIe Gen 5(デュアルソケット時160レーン)のサポート
  • 64 IOレーンでのCXCL 1.1+(分岐あり)のサポート
  • 最大4リンクのGen3 AMD Infinity Fabric™(最大32Gbps)

GIGABYTEエンタープライズシリーズ

  • Mシリーズマザーボード – PCIe 5.0及びPCIe 4.0レーン並びにGen4 NVMeストレージをサポートするシングルソケットとデュアルソケットのオプション
  • Rシリーズラックマウントサーバー – コンピューティング、メモリ、ストレージ、拡張性の最適なバランスを提供する1U規格および2U規格のスタンダードなラックマウントサーバー
  • GシリーズGPUサーバー – 優れた熱設計および機械設計により業界最高レベルのGPU密度を提供する、HPC、AI、高性能並列処理用に構築された2U規格/4U規格のGPUサーバー
  • Hシリーズ高密度2U 4ノードサーバー – 2Uの筐体にホットスワップ可能な4つのノードを搭載し、HPC、HCI、エッジコンピューティングに最適な非常に高いCPUの演算密度を提供
  • Eシリーズエッジサーバー – 筐体のフロントまたはリアにインターフェイスを集中的に装備し、レイテンシーの飛躍的向上とエッジサイドでのデータ収集に特化した、1U規格及び2U規格のショートタイプサーバー
第4世代Gen AMD EPYCプロセッサーをサポートするGIGABYTEの製品ポートフォリオ
Mシリーズ デュアルソケット MZ73-LM0, MZ73-LM1
シングルソケット MZ33-AR0
Rシリーズ デュアルソケット R183-Z90, R183-Z91, R183-Z92, R283-Z90, R283-Z91, R283-Z92, R283-Z93
シングルソケット R163-Z30, R163-Z32, R263-Z30, R263-Z32, R263-Z33
Gシリーズ デュアルソケット G293-Z41
Hシリーズ 2U 4ノード H273-Z80, H273-Z81, H273-Z82
Eシリーズ デュアルソケット E283-Z90
シングルソケット E263-Z30, E163-Z30
Mシリーズ
Rシリーズ
Gシリーズ
Hシリーズ
Eシリーズ

Mシリーズ:

新しいGIGABYTEサーバー向けマザーボードはいずれも、次世代の強力なAMD EPYCプロセッサー向けに、16コアから96コアまでの第4世代AMD EPYC™プロセッサーの全ラインナップをサポートするように設計されています。全てマザーボードは24本のDIMMスロットが備わっており、標準的なE-ATX規格のMZ33シリーズとE-ATX規格よりも5mmサイズアップしたMZ73シリーズでラインナップが構成されています。GPUサポートについては、最新のPCIe Gen5.0をサポートするアクセラレーターカードは本格的な普及を控えた状態で、PCIe Gen4.0対応のアクセラレーターカードは依然としてコストとパフォーマンスのスイートスポットにある為、GIGABYTEは2つのMZ73構成を作成しています。MZ73-LM0にはPCIe 5.0 x16規格対応の拡張スロットが4スロット搭載されていますが、MZ73-LM1はPCIe 4.0 x16規格対応となっています。

Rシリーズ:

従来よりバランスのとれた構成を採用するRシリーズサーバーに関しては、ソケット数以外にも、ストレージが重要な差別化要因となっています。新しい1Uおよび2Uサーバーは、2.5インチまたは3.5インチのドライブをサポートしており、サポートするドライブの数およびストレージの種類によってそれらは異なります。なかでも、R263-Z33およびR283-Z93サーバーは、2つのデュアルスロットGPUをサポートしています。

Gシリーズ:

非常に高度な並列処理を必要とするAIトレーニングやその他のワークロードにおいては、アクセラレーターカードに最適化されたGシリーズが備える、高密度なGPUのコンピューティング性能を維持する能力が際立ちます。2UタイプのG293シリーズは、デュアルソケットシステムとして8つのGPU(PCIe Gen4.0 x16またはPCIe Gen5.0 x8)をサポートしています。どちらのシステムも、最高の効率を実現するTitanium規格の電源ユニットを冗長構成で搭載しています。

Hシリーズ:

HPCおよびHCI用のマルチノードサーバーは、CPUのコンピューティング性能とストレージ容量の最適なバランスに特化しています。H273-Z80は、ケース前面で最大24台の2.5インチドライブをサポートしています。また、8つのCPUソケットはそれぞれ、最大240W TDPのAMD EPYC™ 9004プロセッサーをサポートしています。一方、H273-Z82は、400W TDPで8つのCPUをサポートしており、一部のドライブベイと2つのロープロファイルスロットのうち1つを取り除いてエアフローを向上させることにより、これを実現しています。Hシリーズのこれらのオプションによって、ユーザーは展開に最適なソリューションを選択することができます。

Eシリーズ:

一般的な奥行き700~800mmクラスのサーバーとは対照的に、Eシリーズは最小限のフットプリントアプローチを採用しており、レイテンシーを低減するため、データセンターから遠く離れたネットワークエッジに設置するのに理想的なサーバーです。E283はEシリーズサーバーとして初めてデュアルソケットをサポートし、E263およびE163はシングルソケットオプションでユーザーをサポートします。なかでも、E263は2つのデュアルスロットアクセラレータをサポートしているほか、高密度の1U E163はFHHLスロットを搭載しています。

GIGABYTEのAVPであるAlan Chenは、次のように述べています。「より速い世代のスループットと、整数の性能を含む演算集約型のワークロードにより、当社の社内設計チームは、初日からすぐに使える柔軟なソリューションを形成し、それらを改善する機会を継続して得ています。当社が提供するAMD EPYC™対応の最初のプロダクトラインナップが、ほぼすべてのお客様の要求に応え、余分なものを減らしながらお客様がまさに求めているものを提供できると、我々は大きな自信を持っています」

AMDのEPYC™製品管理担当副社長のRam Peddibhotla氏は、次のように述べています。「当社は、お客様がまさに必要としているもの、つまり、高性能、優れたエネルギー効率、総所有コストの削減を実現するために、第4世代AMD EPYC™プロセッサーを設計しました。セキュリティバイデザインを組み込んだ最新の「Zen 4」アーキテクチャを採用している第4世代AMD EPYC™プロセッサーは、環境目標への取り組みを支援しながら、データセンターを最適化し、リーダーシップパフォーマンスを発揮することを目指すITプロフェッショナルにとって、魅力的な選択肢となります」

リモートで複数のサーバーを管理:

GIGABYTEの価値提案の一環として、GIGABYTEはウェブブラウザベースのプラットフォームを介してBMCサーバー管理用のGIGABYTE Management Console(GMC)を提供しています。さらに、GIGABYTE Server Management(GSM)ソフトウェアを弊社ウェブサイトからダウンロードしてご利用いただけます。このソフトウェアは追加のライセンス料を必要とせず、複数のサーバーを監視・管理することができます。GMCとGSMは、TCOとメンテナンスコストを削減しながら、大きな付加価値を提供します。

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