GIGABYTE、 最大256コア搭載可能なArm対応サーバーボードを発表!
Jul 28, 2022

2022年7月28日 – ハイパフォーマンスサーバー並びにワークステーション製品において業界を牽引するリーディングカンパニーであるGIGABYTE(台湾証券取引所:2376)は本日、クラウドネイティブのワークロードに最適な最大256コアをサポートするArm対応のデュアルソケット仕様のサーバーボード・MP72-HB0の発表を行いました。また、Arm準拠のGPUサーバーであるG242-P35G242-P36も同時に発表し、Ampere® Altra®やAmpere® Altra® Maxプロセッサーとの組み合わせのもと、最大容量120TBを実現するNVMe (Gen4規格)ストレージソリューションを提供することも発表しています。これらのGPUを中心に据えたサーバーとマザーボードは、ハイパースケーラーやクラウドのワークロードですぐに活用されることになります。Altra® Maxプロセッサ-は、1コアあたり1スレッドで、モノリシック128コアのチップに128スレッドを擁する高コア数のCPUを搭載し、予測可能な高性能を発揮します。またデュアルソケット仕様とすることで、更に豊富なPCIe/CCIXレーン数・帯域により、プラットフォームの拡張性を向上します。同時に、業界最高レベルの省電力水準であるコアあたりの電力効率は、お客様から高い評価を得ています。

Ampere® Altra® Maxのアドバンテージ:

  • 高性能:最大128コア、128スレッド
  • 高スループット:シングルソケットでPCIe Gen4.0x128レーン(デュアルソケットで192レーン)
  • ソケット間通信に最適化されたCCIX
  • 1ワット当たりの優れたパフォーマンス:128コア、TDP 250W
  • 高帯域幅とメモリ容量:8チャネル、DDR4-3200
  • クラウドからエッジまでの幅広いアプリケーション
▲ MP72-HB0: Cloud Native

MP72-HB0の概要:
GIGABYTEの新しいE-ATX規格サーバーボード、MP72-HB0は、データセンター外部でのクラウドネイティブ処理に向けた新しい道を提案し、クラウドサービスや電子商取引などのアプリケーションを促進します。これまでのGIGABYTEのデュアルソケット仕様のボードレイアウトを踏襲し、Ampere の誇る製品ラインナップの中でもトップクラスの処理能力を備えたAmpere® Altra® Maxプロセッサー(最大250W)をデュアルソケットでサポートします。

モデルMP72-HB0G242-P35G242-P36
製品タイプ サーバーボード サーバー
CPU Ampere AltraおよびAltra Maxプロセッサー
ソケット デュアルソケット シングルソケット
メモリ 16 x DDR4 (1DPC) DIMM 16 x DDR4 (2DPC) DIMM
拡張スロット 3 x PCIe 4.0 x16
1 x PCIe 4.0 x 8
4 x PCIe 4.0 x16(GPU用)
2 x PCIe 4.0 x8(ロープロファイル)
2 x PCIe 4.0 x16(GPU用)
2 x PCIe 4.0 x16(BlueField-2 DPU用)
2 x PCIe 4.0 x8(ロープロファイル)
ストレージ 1 x M.2スロット
2 x SlimlineポートNVMe用
2 x SATA IIIポート
1 x SlimlineポートSATA用
2 x M.2スロット
4 x NVMe (Gen4) U.2ドライブベイ
BMC ASPEED AST2600 ASPEED AST2500
LAN 2 x 10GbEと1 x mLAN 2 x 1GbEと1 x mLAN
電源 - 2+0 1600W 80+ Platinum
▲ G242-P35
▲ G242-P36

G242-P35およびG242-P36:
G242-P35とG242-P36は、シングルソケット仕様のArmサーバーであるG242シリーズに、NVMe (Gen4.0) U.2 ストレージ専用ベイが装備され、最大4基のデュアルスロットタイプのGPUカードをサポートする仕様となっています。従来のG242シリーズは、SATA規格のみ、またはSATA/SAS規格のストレージへの対応に留まっていましたが、今回の新製品ではNVMe(Gen4.0)U.2ストレージへの対応を求める市場の声に応えた仕様へと改善されました。G242-P35とG242-P36 の主な違いは、G242-P35が最大4基のデュアルスロットタイプのGPUカードをサポートできるのに対し、G242-P36はNVIDIA Arm HPC開発キット向けに設計され、最大2基のデュアルスロットタイプのGPUカードをサポートします。Ampere Altra®プラットフォームをベースに、ソケットあたり128のPCI-Ex Gen4.0レーンがあり、そのうち4つのPCI-Ex16 Gen4.0レーンは、低遅延とキャッシュコヒーレンシーを実現するCCIXをサポートし、GPU、FPGA、ネットワークおよびストレージアダプタなどにメリットをもたらします。CCIXは、PCI-Ex Gen4.0レーンを活用しながら転送速度を向上させることで、効率的なヘテロジニアスコンピューティングを実現し、利点を提供します。新しいサーバー向けのアプリケーションは、間違いなくこの利点を活用することができます。

OSのサポートに関しては、GIGABYTEのこれら新製品はすべて、Red Hat、SUSE、Ubuntu、Fedora、Oracle、DebianのOSをサポートしています。

製品開発の精神は、常にGIGABYTEの成長と意思決定において重要な要素となっています。ハードウェア中心の企業として、10年近くにわたりインハウスのArmソリューションをサポートしてきました。当社の技術者は、Armエコシステムを知り尽くしており、優れた設計を通じて、製品ポートフォリオを拡大し、あらゆる企業のニッチに届くような競争力の高い提案で新製品を最適化しています。新しいマザーボードとサーバーは、この発明の精神に加えて、需要の高いクラウドネイティブソリューションをお客様に提供します。

リモートで複数のサーバーを管理:
GIGABYTEの価値提案の一環として、GIGABYTEはウェブブラウザベースのプラットフォームを介してBMCサーバー管理用のGIGABYTE Management Console(GMC)を提供しています。さらに、GIGABYTE Server Management(GSM)ソフトウェアを弊社ウェブサイトからダウンロードしてご利用いただけます。このソフトウェアは追加のライセンス料を必要とせず、複数のサーバーを監視・管理することができます。GMCとGSMは、TCOとメンテナンスコストを削減しながら、大きな付加価値を提供します。

お問い合わせはこちら:販売に関するお問い合わせ
TwitterでGIGABYTEをフォローしてください:twitter.com/GIGABYTEServer
FacebookでGIGABYTEをフォローしてください:facebook.com/gigabyteserver

{{AsideSubscribeInfo.buttonText}}