シングルソケットタイプの新製品を6種類リリース!
台湾 台北 2019年9月19日 – 最新世代のデータセンター向けプロセッサであるAMD EPYC™プロセッサの正式発表がなされた先月、時を同じくして、同プロセッサ対応のサーバー製品を17製品リリースしたGIGABYTEは、この度、AMD EPYC™7002シリーズプロセッサ対応の新製品を、更に6製品リリースいたします。第二世代AMD EPYC™7002シリーズプロセッサ用に設計されたこれらの新製品は、独自の構成と機能を備え、データセンターまたはエッジサイドでの多種多様で計算集約的なワークロードをサポートする為の強力なソリューションをお客様にもたらすことでしょう。
GIGABYTE:第二世代のAMD EPYC™の最適解
AMDのCEOであるLisa.Su(リサ・スー)博士が強調するように、GIGABYTEは、第一世代にあたる「Naples」プロセッサがリリースされた2017年以来、一貫してAMDの戦略的パートナーであり、AMD EPYC™7000シリーズプラットフォームの最重要システムベンダーでありつづけました。そして、それは最近もたらされたニュースによって改めて再認識されたのです。シングルソケット、デュアルソケットを問わず、AMD EPYC™7742プロセッサを搭載するGIGABYTEの様々な製品が11ものベンチマークスコアで世界記録を打ち立てたのです。エンタープライズコンピューティングとHPCベンチマークの領域で打ち立てられたこれらの世界記録は、プロセッサベースで競合にあたるシステムに対しての世界記録であるだけではなく、同じAMD EPYC™プロセッサを搭載したシステムを製造する競合ベンターに対しての世界記録でもあります。まさしく、GIGABYTEのシステムデザインとエンジニアリングが非常に高度なレベルで最適化されており、第二世代AMD EPYC™プロセッサから最大限のパフォーマンスを惜しみなく引き出せる事を示しています。
この度リリースされる、これら6種類の新製品は、2019年末までに提供可能となる予定の合計28種類にも及ぶAMD EPYC™7002シリーズ対応システム(ラックマウントサーバー、GPUサーバー、高密度マルチノードサーバー等)の膨大な製品群のうち一部を形成する事になり、最も完全かつ多種多様な「Rome」世代のAMD EPYC™7002シリーズシステムのラインナップを持つシステムベンダーとして、エンタープライズ市場に於ける、GIGABYTEの地位をこれまで以上に確固たる揺るぎないものにするでしょう。
“妥協無き”シングルソケットソリューション
この度リリースされる新製品は、AMDの「妥協無きシングルソケットソリューション」の思想に基づいています。AMD EPYC™7002シリーズプロセッサは、従来であればデュアルソケットでこそ初めて提供できていたような、I/O周りやメモリ帯域周りの優れた機能性を、シングルソケットで提供する事ができ、且つ、お客様は、優れた価格競争力と良好な省電力性等から、大きな恩恵を得る事ができるのです。シングルソケットソリューションは、最大64コアに対して1つのVMwareライセンスを適用させる場合等、「ソケットごとのソフトウェア」ライセンスコストを削減するのに役立ちます。7702Pに代表される、プロセッサナンバー末尾に「P」が付与されているSKUは、優れた価値を提供するシングルソケットソリューション向けに特別に設計されており、弊社のシングルソケットソリューションとまさしく最適な組み合わせとなります。
R162-Z10 / -Z11:NVIDIA T4が3枚搭載可能な1Uタイプサーバー
R162シリーズは、コンパクトな1U規格の筐体に優れた高性能ストレージと拡張スペースを両立しています。シングルソケットサーバーでありながら、AMD EPYC™7002シリーズがサポートする128もの膨大なPCI-Exレーン数によって、R162-Z10は筐体前面に最大10台の2.5インチホットスワップベイに高速フラッシュストレージを搭載可能です。 昨今、NVMeフラッシュストレージの価格はSATA/SASインターフェイスのストレージの価格帯に近づきつつある中、R162-Z10(または以下で紹介するH252-Z10)などのオールフラッシュストレージサーバーは、エンタープライズ市場にあってますます魅力的な選択肢となるでしょう。そして更に、R162シリーズは、背面に3つのロープロファイル規格のPCI-Ex 3.0 x 16拡張スロットを備えており、3つのNVIDIA T4 GPUカードを装着可能です。R162はVDI、推論、または深層学習における多様なCPU/GPUコンピューティングワークロード向けに最適な選択肢です。
▲ R162-Z10:NVIDIA T4が3枚搭載可能な1Uタイプサーバー
G242-Z10:2U4GPUタイプGPUサーバー
G242-Z10は、GPUコンピューティングワークロード向けに設計された2U4GPUタイプGPUサーバーで、AMD EPYC™プロセッサの128にもなるPCI-ExレーンのI/O機能を最大限活用して、GPU用にPCI-Ex Gen3.0 x 16拡張スロットを4本備えており(各GPUはPCI-Exルートからプロセッサに直結)、前面にはSATA / SASインターフェイスの3.5インチホットスワップベイを4ベイ、背面に2.5インチホットスワップベイを2ベイ、筐体内のサーバーボード基板上にはM.2スロットを2スロット備えており、幅広く柔軟なストレージ可用性を誇ります。各GPUケージには約1.5U分の充分な高さと優れたエアフロー特性があるため、このシステムでは、アクティブタイプ、パッシブタイプを問わず、さまざまな種類のGPUカードを搭載することができます。
▲ G242-Z10:2U4GPUタイプGPUサーバー
H252-Z10:シングルソケットタイプ2U4ノードサーバー
HPC領域で確固たる支持を獲得したH262シリーズデュアルソケット2U4ノードサーバーに続き、GIGABYTEは、エンタープライズワークロード向けのシングルソケット仕様のソリューションも展開いたします。本製品のマルチノードデザインは、オールフラッシュでの運用が可能な2.5インチホットスワップベイをひとつのノードあたり6ベイと、拡張スロットを3本備えており、お客様は、クラウド向けやウェブホスティング向けのワークロードや各種金融向けのアプリケーション等の様々なシーンに於いて、コストパフォーマンスに優れたプロセッサ(プロセッサナンバー末尾に「P」が付与されているSKU)、メモリ、高速ストレージ、ネットワーク機能等々、の優れた機能バランスを活用する事が可能です。また、CMCモジュールやCMC LANポートなど、当社のH262シリーズに共通する多くの便利な機能を備えており、管理の容易さとケーブル配線の削減を実現します。
▲ H252-Z10:シングルソケットタイプ2U4ノードサーバー
H242-Z10 / -Z11:世界初!AMD EPYC™対応エッジサーバー
今日の5G接続とクラウドサービスの時代に於いて、自動運転技術、クラウドベースのAR/VRゲーム、映像解析、その他多種多様な先進的なテクノロジーやアプリケーション向けに、これまでとは比較にならない程の膨大な容量のデータが 非常に速い速度でやり取りされています。そのような状況下、MEC(モバイルエッジコンピューティング)サーバー等のように、エッジサイドでより優れたコンピューティングパワーを提供して、待ち時間と応答時間を削減することは、これまで以上に重要になっています。
▲ H242-Z10:シングルソケットタイプ2U4ノードエッジサーバー
本新製品は、エッジコンピューティング向けに設計された世界初のAMD EPYC™プロセッサ対応マルチノードシステムです。このH242シリーズは、テレコミュニケーションキャビネットなどの限られたスペースでの展開用に設計された超ショートタイプの筐体に、高密度の計算機能を搭載しています。新設計の超ショートタイプの2U規格の筐体は、奥行が約半分のホットプラグ対応ノードトレイが4ノード格納可能です。シングルソケットAMD EPYC™プロセッサ、必要充分なメモリスロット、拡張性、高速フラッシュストレージへの対応、等々最新機能を、H242-Z10はリアアクセス仕様、H242-Z11はフロントアクセス仕様といった二つの異なる機構で利用できます。このシステムは、中央集中型のデータセンターだけでなく、地域またはローカルオフィスのサーバールームまたは省スペース型のキャビネットに設置し、データ転送の遅延を減らし、オンラインサービスの品質を向上させることで、世界中にコンピューティング機能を分散させたいユーザーに最適です。
▲ H242-Z11:シングルソケットタイプ2U4ノードエッジサーバー
まとめ
この度リリースいたします6種類の新製品は、AMD EPYC™7002シリーズプロセッサの革新的なテクノロジーを、エンタープライズ、クラウド、エッジコンピューティング等々、様々な領域のお客様の多種多様なニーズに合わせ特別に設計開発した製品となります。 最新のAMD EPYC™7002シリーズプロセッサーに対応したGIGABYTEのサーバー製品の詳細情報や、その購入先等については、
こちらのページ(http://www.GIGABYTE.com/buy)をご覧ください。
また、その他ご不明な点等については、「marketing(at)gigacomputing.com」宛にメールにてお問合せ下さい。
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