台湾 台北 2018年11月01日 ‐ ハイコンピューティング、ハイパフォーマンスサーバ製品で市場を牽引するGIGABYTEは、AMD EPYC™プロセッサー対応の既存のサーバ製品ラインナップに対し、全く新しいコンセプトの新製品を追加いたします。デュアルソケット仕様のサーバーボードを内蔵する2U4ノードタイプの高密度サーバ(H261-Z61)、シングルソケット仕様のATX規格サーバーボード(MZ01-CE0とMZ01-CE1)が新しく追加されました!
H261-Z61デュアルソケットタイプ2U4ノード高密度サーバー
H261-Z61は、GIGABYTEが初めて本年6月に発表したAMD EPYC™プロセッサー対応の2U 4ノードタイプの高密度サーバH261-Z60の強力強化版の製品となります。超高速インターフェイスであるU.2接続のNVMeフラッシュストレージ(各ノードあたり2個搭載可能)に新しく対応いたしました。H261-Z60とH261-Z61は共に、ホットプラグでの抜き差しが可能なスライディングノードトレイ4ノードを2U規格の筐体に格納しています。各ノードは筐体の背面からアクセスする事で、容易な抜き差しかつメンテナンスが可能です。
▲ H261-Z61 front view
H261-Z61は各ノードあたり、AMD EPYC™プロセッサーをデュアルソケットでサポートし、CPUひとつあたり最大32コア64スレッド、8チャネルのメモリコントロールをサポートしています。それにより、各ノードあたり64の物理コアと128のスレッドによる比類無きコンピューティング能力を実現しています。また、メモリについては1チャネルあたり1本のメモリスロットが搭載され、CPUひとつあたりで8本、各ノードあたりでは16本のメモリスロットを搭載しています。(各ノードあたり容量2.0TB以上のメモリ容量をサポート)
GIGABYTEは、SPECpower_ssj 2008ベンチマーク(性能対電力比測定)に於いてAMD EPYC™プロセッサー対応デュアルソケット製品でのベンチマークスコアの最高記録を打ち立てる事により、世界中で最もエネルギー効率の優れたAMD EPYC™プロセッサー対応サーバとしての称号を勝ち取りました。
* AMD EPYC™ 7601にてベンチマーク測定;2018年10月17日付け公開の記録を下記よりご覧いただけます。
https://www.spec.org/power_ssj2008/results/res2018q4/power_ssj2008-20180918-00860.html
超高速ストレージをサポート
筐体のフロント部にはホットスワップ対応の2.5インチベイが24個搭載されており、各ノードあたり2個のU.2接続対応高速NVMeストレージと、4個のSATA/SAS接続対応ストレージをサポートしています。(システム全体としては、最大8個のU.2接続対応高速NVMeストレージと16個のSATA/SAS接続対応ストレージ)そして、OSブートディスク等に最適なフラッシュストレージデバイス接続用にM.2インターフェイスを各ノードあたり2個、基板に実装しています。
▲ H261-Z61 node top view
クラス最高の拡張性を確保
ネットワーク機能の面では、標準で1Gbps LANポートを各ノードあたり2ポート搭載しています。また、拡張性の面では、ロープロファイルハーフレングス規格のPCI-Ex16(Gen3.0)接続の拡張スロットを2スロット、OCP規格のPCI-Ex16(Gen3.0)接続の拡張スロットを1スロット、いずれも各ノード毎にサポートしています。GIGABYTEは同様のカテゴリーの製品の中でも最高クラスの拡張性を確保しました。
▲ H261-Z61 rear view
マルチノードに跨った管理を効率よく行う事が可能
H261-Z61はシステム全体を集中管理的に司るCMCチップのAspeed®AST1050とLANモジュールスイッチを備え、各ノードに実装されたBMCチップのAspeed®AST2500へと接続される事により、マネジメントLAN接続一系統で4つのノード全てを管理する事ができます。その結果ToRデザインの場合を想定すると、ネットワークスイッチに於いてはより少ないポート数、ラック内への配線の意味に於いてはより少ないケーブル本数で、サーバ集約する事が可能になります。(通常は4ボート必要な所、1ポートのマネジメントポートで可能)
「リング」接続によるマネジメントでより効率的な管理が可能
また、H261-Z61は、ラック内のすべてのサーバを管理するための「リング」接続を構築する機能を備えています。2ポートのスイッチ接続で、各サーバ間を強固にチェーン接続する事ができます。たとえチェーン接続内の1台のサーバがダウンしたとしても、その強固なリングは切断される事はありません。これにより、配線およびスイッチの使用ポート数を削減し、コスト削減と管理効率を向上させることができます。
* 「リング接続」テクノロジーキットが必要となります
より高効率となった電源周りと冷却性能
GIGABYTEのH261-Z61は、より高密度な計算密度だけではなく、信頼性とコスト効率を考慮して設計されています。冷却冗長性を確保しつつイージースワップに対応した8個(4x2)の高効率空冷ファンからなるデュアル‐ファン‐ウォール、また、容量2200Wの電源ユニットを2個搭載し、しっかりとした冗長性を確保する等、安心の設計となっています。さらに、各ノードの内部はGIGABYTEのダイレクト・ボード・コネクション・テクノロジーによりシステム・バックプレーンに直接接続するため、従来よりもより優れた配線効率の元、冷却効率の向上が期待できます。
シングルソケットタイプATX規格サーバーボードMZ01-CE0 / MZ01-CE1
GIGABYTEは、この度、AMD EPYC™プロセッサー対応製品ラインナップに、二種類のサーバーボードを新たに追加いたしました。MZ01-CE0とMZ01-CE1のサーバーボードは共に、最も汎用性があるスタンダードなATX規格に準拠しながら、デュアルスロットタイプのGPUカードを最大4基まで接続する事が可能な基板レイアウトを採用しています。
また、AMD EPYC™プロセッサーをシングルソケットでサポートする事で、最大32コア64スレッドの優れたコンピューティング能力と、8チャネル8本のメモリスロットを搭載する事で、最大1,024GBのメモリ容量をサポートいたします。
これらのサーバーボードはPCI-Ex16接続の拡張スロットを4スロットと、PCI-Ex8接続の拡張スロットを1スロット搭載し、(NVIDIAのTESLA V100等の)デュアルスロットタイプのGPUカードを最大4基まで接続する事が可能な他、Mellanox 100GbE / EDR インフィニバンド等の超高速ネットワークカード等を接続する事ができ、AMD EPYC™プロセッサーの広大なI/Oリソースを最大限活用できる設計となっています。また、双方の製品ともに、高速なフラッシュストレージデバイス接続用のM.2インターフェイスや、最大16台のSATA 3.0ストレージデバイス接続用のSlimSASポートを4ポート搭載しています。
▲ MZ01-CE0 I/O VIEW
MZ01-CE0とMZ01-CE1は共に、サーバーボード上に1GbE LANポートを2ポート標準で搭載しており、MZ01-CE0については10GbE BASE-T LANポートを2ポート追加で搭載しています。いずれも標準でBMCチップのAspeed®AST2500を搭載し、リモート管理用のマネジメントLANポート経由でGIGABYTEのユーザフレンドリーなGSM(GIGABYTE Server Management)ソフトウェアプラットフォームからサーバのマネジメントが可能です
▲ MZ01-CE1 I/O VIEW
GIGABYTEの誇る、サーバーボードとシステムデザインの分野に於ける豊富なノウハウにより、ハイパーコンバージド、ハイパフォーマンスコンピューティング、そしてストレージ等の様々なアプリケーション用途へとAMD EPYC™プロセッサーのアドバンテージを最大限活用する事ができる、様々な製品を引き続き提供してまいります。
- 本製品について
本リリース配信後、お引き合い/お問い合わせに応じ、順次ご案内を開始する予定です。
製品価格についてはオープンプライスです、ご要望の機器構成仕様に応じ個別にご案内する予定です。
詳細はこちらのウェブサイトまで。
https://www.gigabyte.com/Buy
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